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元旦お犬小説、新春金網デスマッチ!の巻


二匹の野獣は微動だにせず対峙したまま動かない

今やふたつの野生を隔てるものは錆び付いた金網だけ

その虎柄の猫は
たびたび自分の縄張りに入ってくる蒼い眼の雑種犬を疎ましく思っていた

獣のくせにヒトに紐に繋がれ虜となり己の意のままに徘徊することもできないくせにオレの領土に侵入し神聖な草むらをほじくるか

「イエイヌめ!」

野良猫は精一杯の侮蔑の言葉をはきだした、もはや貴様など一片の野生でもないとの卑下と怒りを込めて

刹那

そのイエイヌの蒼い眼が大きく開かれると、そいつは野良猫よりもずっと長い前肢で地面を激しくかきむしった

「何を…?」

野良猫はその仕草をいぶかしがった
どうやら攻撃に繋がる所作ではないようだ…よくみると大地に何か書いている

よくみるとそこには獣だけがわかる文字でこうあった










「あけましておめでとうございます」







蒼い眼のイエイヌは飼い主であろうヒトに牽かれて帰っていった

その姿を見送り虎柄の
野良猫は人間にもわかる言葉でこう鳴いた

「にゃん。」
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[ 2012/01/01 11:27 ] しましま | TB(0) | CM(0)

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